カテゴリー別アーカイブ: 旬

大分から

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大分のふぐ料理店、にしき屋さんから送って頂いたカボスです。ご丁寧に毎年送っていただいています。一緒に入っているポン酢が秀逸で流石は河豚を扱っているお店と毎年感心しております。
たしか10年位前に一度お店のご子息がご来店。それ以来の交流が続いていて7,8月は長期お休みで後は休みなしと聞いて驚いた記憶があります。
カボスも酢橘もそのまま、魚にかけるのが一番ですがさすがに量が多いので絞ってポン酢にします。
塩焼きのサンマに一絞り、もう最高です。

今日はサヨリが初入荷。良い形でこれからが楽しみです。

それでは

アワビの子供です

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昔と時代が変わり、見向きもされなかった物が時代の流れと共に脚光を浴びると言う話は良く効きますが魚の世界でもこのアワビの子供が一番手ではないかと思っています。とにかく、柔らかいのです。本アワビは〆ると咀嚼しなくなった現代人には噛み切れません。流れ子と言っていた時代は煮物に使ったのですが今ではお刺身が主流になりつつあります。先日、泊まった海の旅館でも刺身として提供されましたし、一人前売り切りで使い勝手の良いのも一因です。三陸の床節が嫌われているのも理由の一つかも知れません。寂しい話なんですが・・・・・

太志が風呂場で転倒し商売に影響の出る怪我をしてしまい、何十年ぶりにシャリ炊きやら出前やら久し振りの仕事をこなしました。サンマの塩焼きにクレーム。塩の加減が分からず大失態。どうなりますやら!

それでは

泉州の水ナス

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泉州(岸和田)在住のお客様から送って頂いた水ナス。手でちぎって生姜を少しまぶしていただくと最高です。ありがとうございました。
これを頂くとすっかり夏の装いです。季節感のある日本は素晴らしいの一言です。

昨日は我が野球部トマホークの目黒大会がありました。1対0という草野球とは思えない試合内容で負けました。残念ですが仕方ありません。帰り道の足取りの重いこと重いこと。

暑い日が多くなります、ご自愛下さい。

それでは

突然、築地に現れました。

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江戸前のブラント小柴のシャコが突然に現れたと言う感じです。仲買いさんが押さえてくれました。何とも言えず美味いのです。さすがにシャコつめは廻って来ませんでしたが2年ぶりの小柴のしゃこを堪能していただければと思います。

早朝野球から千葉の新舞子、そして今日は朝6時に新舞子を出発し店に戻り出張の準備をして神奈川の戸塚で仕事をして夕方戻り店で通常営業、さすがにバテました。

それでは

特大の真鯛です。

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三崎直送の特大真鯛。太志は良い魚がくるとささっと捌いてしまいます。滅多に入る事は無く味見が楽しみです。この頭も処置に正直困ります。兜煮にして召し上がっていただいたらもうお寿司は無理です。基本はすし屋ですからね。

今日は予約のお客様をお相手した後お世話になった今は亡き先生の千葉の別荘に行ってきます。今月いっぱいで売却されたそうで最後に先生の仲間が集まるそうです。夜を徹して思い出話に花が咲くことでしょう。
先日の日曜日は競馬の祭典、日本ダービーでした。独自のシステムで良く前日予想と称しうちで一杯飲みながらあーでもないこーでもないと予想した事が楽しい思い出です。引退したら競馬場巡りをしようと約束したていたのに。

それでは

岡山産です。

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寿し通に根強い人気のあるシャコ。小柴(神奈川)から築地に出荷されなくなって、時たま岡山産のシャコが入る程度になってしまいました。好きな寿しネタですがどうしょうもありません。煮ハマグリや見る貝など消えつつあるすし種が多くなってきましたがどれも自分が好きな寿し種で寂しい気がします。

今日は近くの会社にいたのですが移転で遠くに行ってしまったお客様がわざわざ電車を乗り継ぎご来店。頭が下がります。太志と歳も近いと言うことで太志、太志と可愛がってくれます。有り難いことだと思っています。
明日は出張だけでお店はお休みです。

それでは

生のトリ貝入荷。

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昔は無かった寿しネタです。流通の改善などなどで地元でしか食べられなかった生のトリ貝。知っている人は知っていますが何せ期間が短くあっと言う間に終わってしまいます。又出荷調整と言う高値安定が定着しつつあります。旬は値段も安くなるのが普通なんですが漁師さんの生活を思うと仕方がない部分もあります。

三崎の魚屋さんとの付き合いもそんな時代が背景にあります。築地に卸し叩かれるよりは直に売った方が両方の利益になると言う思いです。インターネットの活用も必須の時代が来るのでしょうか?
牛と馬と一緒に暮していた時代から僅か50年しか経っていません。

それでは

いきなり脂が乗った鰯です。

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丸々と太った大型の鰯です。前触れも無く突然、表れた感じです。刺身は勿論握りもお楽しみ頂けますが葱味噌での焼き物も捨てがたく、梅干で炊いても美味しいですよ。

今日はパリ在住のブルガリア人がご来店。フェイスブックに私をのせてくれ10人から良いね!のご返事。自分の店も国際的になってきました。
又先日出張させて頂いて知り合った方もご来店。なかなか、出張先で知り合ってもお店に来ていただけないジレンマがありましてたので一安心です。
お蔭様で5月末までに50を超える出張をさせて頂いて年間120件ペースです。本当にありがとうございます。殆どの出張が二度目三度目の方ばかり益々頑張って呼んで頂けるよう精進します。

それでは

いよいよ夏魚の登場です。

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マコカレイが入荷しました。通常より一ヶ月遅れの入荷です。平目より皮目に独特の臭みがありますので塩と酢橘で召し上がるのが一番です。気分によっては大分産のポン酢もお薦めです。一気に夏が来た感じです。明日以降も夏魚を紹介していきます。

昨日は雨が降っても殺されませんでした?出前の寿しが美味しかったと突然のご来店。嬉しい限りです。ドイツの方とご一緒でした。ドイツはその昔まだベルリンの壁がある時代、大手町で修行中、ドイツのレストランの寿し部門を担当してくれと熱心に誘われた記憶があります。一番の理由が痩せていた(今より20k位減)からで月給が10万チョット越えの頃に週給10万の提示を受け大いに悩んだのです。行っていれば又違った人生だったとは思います。

それでは

今の時代向きです。

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大きく見せてますが直径が5センチ位のアワビの子供です。流れ子と自分たちは言っています。昔は煮貝にしていたのですが本来の大人のアワビ?は硬いのでこれも時代の流れと言うのですか握り、刺身に重宝されるようになりました。アワビの風味はそのままに柔らかいのが良いのでしょう。

先日も触れましたが神泉町にあった弘法湯の女将さんの納骨式があり、会食にうちの寿しが選ばれました。自分に会いたがっていてくれたそうで魂の入ったばかりの仏壇にお線香を上げることが出来ました。合掌させて頂き懐かしい当時に思いを込めお礼を言ってきました。自分の青春が弘法湯にありました。ありがとうございました。

久し振りに出張のない土日。じっくりお客様のお相手が出来ます。

それでは