不思議な偶然!

先日仕事で行った外国のDSC_0825[602]船。その名も『ワールド』世界に唯一の船のマンション。そこで寿しを握って来ました。その宿泊する部屋にあったのがこの【響】です。飲んでいい仕事をして下さいと英文のメモが。ネタバレになるから控えますがこの小説の大事な場面に登場する偶然。今や世界一のウィスキー大国ニッポン。変われば変わるものだと感じます。下船時にお金を頂くシステム。それもドルで。インド洋上からの打ち合わせなど貴重な3日間でした。世界には信じられない大金持ちは居るんです。

物凄い暑さです。メンバー足らずのチームに助っ人でフル出場。軽い熱中症に罹り仕事にならず、家族から「若くないんだから!」とお叱りのお言葉を頂戴し憤慨している自分がいます。負けてたまるか!それでは。

お買い上げいただきました。

ボケ防止で始めたランチのデザート作り、英語で言う
DSC_0802[596]所のフリー商品。好評を頂いているとは思えず、少し女性が増えたかな?程度の認識でいましたが思わぬ注文が入りビックリです。チョコチーズケーキとチーズケーキ。それもホールで下さい。との事。煽てられると直ぐ木に登るタイプなので家族の冷たい視線もなんのその見事焼き上げました。寿司しかお金にしたことが無い呆け寸前の寿し職人。お代を頂く時の罪悪感。心の奥でタダにしろタダにしろと叫ぶ自分がいますが怖い怖い山の神が睨みを利かし、生まれて初めて寿司以外でお金を頂きました。ありがとうございました。

それでは

赤い宝石が届きました。

山形に帰った野球仲間から高価なサクランボが届きました。赤い宝石と呼ばれているそうです。デザートDSC_0793[587]に仕込んで皆様にお裾分けします。もう、40年も前に帰ったのにいまだに交流が続くナイス・ガイです。

今日から梅雨入り。昔の梅雨とは違うと感じているのは自分だけでしょうか。

高価な高価なシンコが入荷しました。絶句する値段で入荷。年に一度の仕事の贅沢です。

ここからは私事通信。Y君。サクランボありがとう。何時も届くと皆が笑顔になります。最近ではデザートを目当てにご来店頂く人もいて山形からの贈り物は感謝です。奥様にも宜しくお伝えください。

それでは

小肌の思い出。

小肌が寿し屋に入ってDSC_0759[532]最初に触れる魚です。出刃の包丁の使い方の基本が全て入っていると教わりました。出刃包丁は厚みがあり、真っすぐに切れないのです。頭を落とし内臓も切りそして開きます。それから塩で締めます。この工程を一人で捌くには3年位の時間が掛かります。一人で仕上げに入った時に師匠に塩の時間は?と聞いた所、【小肌に聞け!】と一言。初めてくそ親父と思った瞬間でした。先輩から良く小肌を見ろ!とも言われ、訳が分からず不貞腐れた経験があります。あれから50年。料理本に新しい小豆の炊き方とあり、小豆だけ表面から水分は取らない為、前日から水に漬けるよりもぬるま湯で炊いた方が良いと書いてあり、砂糖は何時入れたら良いのですか?との質問に【小豆に聞いてください。】現在も凄い人がいました。まだまだ日本は最高の料理天国です。今年もシンコ狂騒が始まります。

それでは。

 

2番目の孫です。

3月3日に産まれた。DSC_0784[536]二人目の孫です。可愛くて可愛くて仕方がありません。健やかに育ってくれる事を願っています。今の時代こういう事もダメなんだそうです。お嫁さんから特別の許可を頂き掲載しています。と言う事はこの写真が最初で最後になるんです。

それでは。

気が付けばお菓子屋さん。

アッという間にDSC_0751[530]半年が過ぎてしまいました。お客様の要望?に答えていく感じでデザート作りに精を出しています。魚の仕込みは息子任せで自分は果物売り場で品定めをしています。60の手習いです。季節が変わり夏仕様のデザートが人気です。極稀に召し上がらない女性のお客様がいらっしゃいますが最近分かったのですがどなたもお酒を愛している事が判明しました。無駄な糖類は要らないという訳です。

それでは。

昔の仕事。

久し振りに自分の興味を最大限に引き出す仕事のオファーが来ました。豪華客船に乗り込み寿司を握る仕事ですが、が、が付くんです。多分自分だけに来た話ではなく選考があると思うのです。今までも学歴、人柄など他の板前さんと比べられると相当レベルが低いみたいでテレビCMもそうでしたし、顔が良くないと致命的な欠点を言われるとどうしようもありません。今回も軽く写真を送っていただけますか?この言葉で一気にクールダウンです。唯一自慢は?と聞かれましたのでこのハマグリの握りなど江戸時代を知る師匠の弟子だったと言える事です。もし、仕事を頂けたら師匠の墓参りに行かねば        それでは
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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。お店は15日からの営業開始です。出張が続きご来店のお客様には申し訳けありません。

ここからは、個人使用欄です。

さとみさんお年賀ありがとうございました。早いものであの日から12年ですか。3人の子育てに追われる姿を日々での大変さの中に充実感一杯が伝わって来ます。子育てが一息ついたころ千葉の海でバーベキュウをしましょう。判断に迷った時にはいつも先生がどう言うかがすっかり馴染んでます。どうぞ、お元気で。

○世さん 何時も気にかけて頂きありがとうございます。この地に腰を下ろし28年が過ぎました。”鄙びた温泉へ”の約束は忘れていません。癌から生還後、生涯現役と決めましたので約束を実行するのはもう少し先になりそうで、今年はお会いできると良いですね。

上田さん、生きていましたね。年賀を頂き言った言葉が【上田さん、生きてる!】歳は取りたくないですね。

今年もよろしくお願いします。

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ギリギリ間に合いました。

最後の正月用品が届きました。カラスミです。異常気候と一言で片づけていいのかと思うくらい異常で物がないのです。写真の状態をボラ子といいます。夜風に当ててカラスミに仕上げます。正月に間に合うか、少し心配ですが昨今の作り方ではなく昔の仕込みなので間に合うか天に祈ります。根強いファンがいるのが特徴です。玉子焼き、伊達巻、栗きんとん、黒豆、塩辛、松前漬け、マグロ各種、鰤、カラスミ。すべて手作りにすると休みが無くなります。        それでは。
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あれから40年!

あっという間の40年。知り合った時は年に半分は海外。重なるように起きた事件が大韓航空爆破事件。付いたあだ名が【ハチヤ】。懲りずに40年も通ってくれる才女。余りの忙しさに母上が癌の手術に子供なしと記入。凄いお母さんです。黙っていた自分の癌を見抜かれ大した事ないと一言。引退する気はさらさら無し。後20年は通ってくれそうなお客様です。それでは。