カテゴリー別アーカイブ: 本

良い本でした

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一気に3部を読み切る面白さでした。さすがは現代の山本周五郎です。まだまだこれからが面白そうなので次の作品が早く出版されると良いですね。

今日は奇しくも最初に修行した渋谷は道玄坂の亀寿しのお客さんが2組もお見えになりました。勿論、当時のお客様の息子さんとお嬢さんですが40年前にタイムスリップ。本当に昔話に花が咲きました。
石川亭や幸要軒。いずれも今は無き名店です。そして弘法湯。弘法大師が認めた水があったと言い伝えられた名湯でした。番台に座るきみこさんが美人でほのかに恋心を抱いたもんです。良い時代でした。

明日と明後日はお店は太志に任せて自分は出張です。
それでは

上手くいきません。

あっと言う間にゴールデンウィークも終わり、葉桜の木々の緑も濃くなっていよいよ暑い日が多くなってきます。体調の維持に気を使って頂ければと思います。
ホームページの新設問題はなかなか上手く進みません。パソコンの移設の時も感じましたがとにかく煩雑で一度手続きすれば簡単なんですが、面倒くさいの一言です。

楽しみにしているとつたないブログのファンの方のご指摘で再開です。

ブログ中止の為ではありませんが一気に本を読破。やっぱり本屋大賞の海賊と呼ばれた男かな?百田さんの話はおもしろかったし、山本一力さんのジョン・万次郎も時の経つのを忘れる面白さ。今は鎖された海峡、逢坂剛さんに挑戦中です。

それでは

出前事情。

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マンションのセキュリティの厳しさの煽りを受けて、お届けしたあとの出前下げが出来ず仕方なく使い捨て容器を使わざる得ない出前事情。味気ないと思いつつこれも時代の流れと諦めています。

終日雨の一日。久し振りの休日とこちらも諦めてさっさと店仕舞い。読みかけの本に手がいきました。お客様の上司が自己出版したミステリー。強制的に買わされたと言って一冊置いていかれました。素人が書いたにしては上出来ですが・・・・
何でも上司の上司?を殺したいと思ったのですが本当に殺すわけには行かず小説で殺してしまうと言う魂胆。付いた題名が怨念連山。読み終わったので興味のある方はどうぞ。
プロの書いた冬の童話。大好きな作家、白川道さんの作品。こちらも30年来のお客様であり何でも話せる親友から泣けるよ!と言って貸して頂いた小説。泣けるし、読んでいて背景の音が感じられるのに驚きで初めての感覚でした。流石は白川道。

それでは

春の貝です。

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早くもトリ貝が入荷しました。トリ貝の本場、愛知県産です。まだまだ値段も高く入荷も安定しません。生で頂ける様になって人気急上昇の一品です。流通の進歩のおかげですね。

お店も暖かくなるにしたがい一時の不振からようやく抜け出ようとしています。すし屋はお客様あってのものですね。今年は色々な意味で寒かったと言うことですね

楽殻という宮城谷昌光さんの中国の古い時代の話を読んでいます。北方さんの水滸伝の時と同じで全く時代背景が解らないのですが引き込まれてしまいました。男の小説です。

それでは

大作です。

257700ページを超える宮部さんの長編をお借りしました。正直、あんまり良い印象がなかった宮部さんですがなかなか面白く読み始めました。こんなに厚い本だと寝て頭に落とすととても痛いのです。

流石に昨日の台風は早仕舞いを余儀なくされました。
こんな日もあると諦めも肝心です。

海苔屋さんから聞いた話ですが台風が上陸すると沿岸のおもに湾ですが其処の水がたった一日で入れ替わるそうなんです。その昔、九州で2年間台風が上陸しなかったそうで水の入れ替えが出来ず海苔が黒くならなかったそうなんです。台風も必要なんですね。

それでは

良い本でした。

254お蔭様で本好きだと知っていただき、お客様から良い本だと紹介頂けるようになりました。紹介頂いた蜩ノ記。流石は直木賞を取る事はあるという一冊です。読み応え満点でした。手元に本が少なくなり、最近出来ました大型店舗を徘徊するのが楽しみです。通販が便利なんですが手にとって見たい気持ちが強く思わぬ発見も脚で稼ぐに限ると思います。

今日も一日雨予報、どうなりますことやら。

昔を思い出しました。

223今日は健康診断の結果を2年ぶりに聞きに行った時に出合った本で昔の修行時代を思い出しました。資料を残していていただいた先生も凄いのですが聞きに行くほうも行くほうです。滅多にお医者さんに掛かることが無い自分にとって病院の待合所は人物観察にはもってこいです。ふと気づくと大きな本棚が置いてありぎっしりと本が詰まっているのに気が付き手にした本が今は亡き談志師匠のお弟子さんの本。先生にお聞きしたところ貸してくださるとの事。寿し屋の修行もきついけれど立川流は半端な根性じゃ勤まらない。涙あり笑いありの楽しい本でした。

矢倉良平。この方が自分の立川談志でした。お客様の前で寿しを握れる様になった頃、総会屋の大物(大手町の店)が自分の前に座り、緊張のあまり、お茶を溢す失態。謝る前に包丁が飛んできました。一瞬刃が来たと思ったのですがみねで、その後高下駄で思い切り蹴飛ばされて吹っ飛び、それから謝りました。流石の総会屋さんも気迫に押され『大丈夫!』の一言。これで一件落着でした。仕事が終わり一人残るように言われ話を聞いてビックリ。全て計算づくの振る舞いでした。俺を叩かず一緒に謝っていればまず総会屋は必ず怒り出し着物の洗い張り代金などを請求されると。思い切りやったから相手が怯み大丈夫と言う言葉になったとの事。この人には敵わないと思いました。

それでは